クレジットカード現金化は貸金業法や出資法に違反する?

クレジットカード現金化はお金がないときでも簡単にお金が手に入る便利なサービスです。
しかしながらカード会社の利用規約に反することから、現金化サービスに不安を感じている方も少なくありません。
中でも過去には、悪質な営業を行なっていた現金化業者が逮捕されるという事件が起こりました。
現金化業者が逮捕された理由は、「出資法」に違反したという疑いです。
そこで本記事では、現金化業者が逮捕されたという出資法の内容や利用者に及ぼす影響を考えていきたいと思います。
クレジットカード現金化を利用することに不安がある方は、是非ともご参考にしてください。
出資法及び貸金業法規制法とは?
まずは過去に現金化業者が逮捕された理由である「出資法、利息制限法及び貸金業規制法」について解説していきます。
出資法とは、消費者金融などの金融業者による貸付の利息などを制限する法律のことです。
簡単に言ってしまえば出資法は、債務者に対して貸付を行う場合にあまりにも高い金利を設けてはいけないという法律です。
現在の出資法では、金融業者は年利20%を超える金利を設定してはいけません。
しかしながら出資法が制定される以前、多くの金融業者は50%を超える金利での貸付を行なっていました。
この時の金利はグレーゾーン金利と呼ばれ、現在では過払金の対象となっています。
グレーゾーン金利と呼ばれる高金利での貸付により、多重債務者や返済不能に陥ってしまう方が増加してしまったため、金利の上限を決める出資法という法律が制定されることになっったのです。
なぜ現金化業者は出資法違反で逮捕された?
クレジットカードのショッピング枠を現金化する方法で事実上のヤミ金融を営んだとして、警視庁生活経済課は5日、東京都台東区の貴金属販売会社「インフィニティ」の元代表で飲食店経営、橋本幸治容疑者(41)=板橋区仲宿=を出資法違反(高金利、脱法行為)の疑いで逮捕した。カードの現金化業者を同法違反で逮捕するのは全国初。
日本経済新聞:「カード現金化、出資法違反容疑で初摘発 警視庁」
2011年に、現金化業者が逮捕されたという事件が流れた時は、少なからず業界全体に激震が走りました。
実は、2000年ごろから悪徳現金化業者の数が増加しており、2010年には消費者庁が「ストップ!クレジットカード現金化」キャンペーンを打ち出し、現金化の危険性を世の中に伝えようとしています。
国民生活センターに寄せられた現金化に関する相談件数も右肩上がりだったため、ついに警視庁も無視できなくなったという背景があります。
逮捕された現金化業者は、全く価値のないおもちゃやアクセサリーなどを利用者にクレジットカードで購入させ、高値で売買していました。
また実際には商品売買を行なっておらず、商品の送付すら行なっていなかったということも報告されています。
このずさんな商取引形態により、商品売買を装った貸付であるとして「出資法違反容疑」で逮捕されることに至ったのです。
クレジットカード現金化の金利は高い?
悪質な営業を行なっていた現金化業者が逮捕された時に、もう一つ問題視されたのがクレジットカード現金化の手数料です。
クレジットカード現金化の手数料を金利に換算すると、出資法で定められた法的上限金利(20%)を大きく上回ります。
例えば10%の手数料で現金化を行う場合、手数料を金利として考えると年利120%もの高金利となってしまいます。
ただ現金化は貸付ではないため、手数料=金利として考えるのはいささか強引ではあります。
また現金化にはお金を手にする以上のメリットがあるため、実際には現金化の手数料は安いとも言われています。
ですが、それでも現金化を利用する場合には手数料についてきちんと考慮しなければいけません。
【参考記事】クレジットカード現金化の手数料は安い?メリットと金利の両面から考えることが大切
利用者が逮捕されたケースはない!
過去に現金化業者が逮捕されたケースはありますが、現在のところ現金化を利用した、現金化を行なった方が逮捕されたケースはありません。
そのためクレジットカード現金化を利用しても罰金などの法的罰則を受ける心配は不要です。
しかしながらクレジットカード現金化はカード会社の利用規約上、禁止されている行為です。
過度の現金化を行うと、カード会社から目をつけられて「強制解約」や「一括返済」といったペナルティを課せられてしまいますので、注意してください。
クレジットカード現金化は違法なのか?
結論から言ってしまえば、クレジットカード現金化は違法ではありません。
利用者がこれまでに逮捕されたことがない、ということからも分かる通り、安心してクレジットカード現金化を利用することができます。
では、なぜクレジットカード現金化が違法ではないのか、次にその理由を解説していきましょう。
①クレジットカード現金化は商品の購入→転売だから
クレジットカード現金化の基本的な仕組みは転売です。
- 商品をクレジットカードで購入
- メルカリや買取ショップで転売
という流れで、クレジットカード現金化をすることができます。
転売自体に違法性はなく、したがってクレジットカード現金化も違法ではありません。
ただ過去に現金化業者が逮捕された理由の一つに、商品売買の実態が無かったということが挙げられます。
きちんとした商品売買を行なわないと、違法になる可能性があるため、注意してください。
②融資ではないから
クレジットカード現金化の基本的な仕組みは転売であり、現金化業者はあくまでも商品の売買を行うだけの存在です。
したがってクレジットカード現金化は融資ではありません。
ちゃんとした商品の売買を行なっている現金化業者は、古物取引商ですので「出資法」違反にはならないのです。
またクレジットカード現金化は融資ではないため、信用情報の審査がありません。
そのため金融ブラックの方や無職・フリーターの方でも利用することができます。
③トラブル件数は減少している
過去に悪徳業者が逮捕されたこと、消費者庁のキャンペーンなどにより、悪質な運営を行う現金化業者はすでにほとんど存在しません。
それに伴い、国民生活センターに寄せられているトラブル事例・相談も減少しています。
また現金化利用者が少なくなるとと共に、質の悪いサービスを行う現金化業者は淘汰されているのが現状です。
過去に比べれば、クレジットカード現金化は安全に利用できるサービスになっています。
悪徳業者を利用するのは危険!
クレジットカード現金化は違法なサービスではなく、安全に利用すれば、困った時にお金を手にすることができます。
それでも、現金化業者を選ぶ時には、悪徳業者に注意しなければいけません。
もしも悪徳業者を利用してしまうと、
- 高い手数料を取られる
- カード情報や個人情報を悪用される
- 詐欺や闇金のターゲットにされる
と言った被害が想定されます。
過去には逮捕された現金化業者は全て悪徳業者です。
くれぐれも現金化業者を利用する際には、悪徳業者を利用しないようにしてください。
【関連記事】クレジットカード現金化の悪徳業者をホームページで簡単に見破る方法を解説
優良業者を利用してクレジットカード現金化をしよう!
悪徳業者を利用するのではなく、クレジットカード現金化を利用する時には優良業者を利用するようにしましょう!
そこで最後に、当サイトが厳選調査した優良業者をご紹介します。
クレジットカード現金化でお金をを手にする時には、ご参考にしてください。
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