クレジットカード現金化のイメージが悪いのはなぜ?

クレジットカード現金化はクレジットカードを使った新しい資金調達の方法として広く認知されていますが、残念なことに世間が抱くイメージは良いものではありません。
今現在お金に困っており、クレジットカード現金化を利用しようかどうか迷っている方の多くは、現金化に対するネガティブなイメージにより一歩を踏み出せないのではないでしょうか?
今回はそんなマイナスなレッテルを貼られがちなクレジットカード現金化の実態について、探っていきたいと思います。
クレジットカード現金化は違法ではない!
勘違いされている方は多いかもしれませんが、そもそもクレジットカード現金化は違法ではありません。
なぜ違法ではないと言い切れるのか、クレジットカード現金化の仕組みを理解すればその答えは自ずと明らかになります。
まず個人で現金化を行う場合
- クレジットカードで金券類やブランド品を購入する
- 買取ショップに持っていくか、ネットオークションに出品して購入した商品を売る
という簡単な2ステップでクレジットカード現金化は完了し、お金を得ることができます。
現金化業者を利用する場合も、構造自体は同じことで
- 現金化業者に指定された商品をクレジットカードで購入する
- 現金化業者に購入した商品を売る
- 売却額として、お金が振り込まれる
というのが大まかなクレジットカード現金化の流れとなります。
すでに気づかれた方も多いと思いますが、現金化とはひとことで言ってしまえば「転売」です。
個人でクレジットカード現金化を行う場合は要注意!転売は違法になるケースとは?
最近はメルカリなどのフリマアプリやネットオークションが広く普及しており、中高生から年配の方まで大勢の方がこれらのアプリを利用しています。気づいていていないだけで、フリマアプリを利用している方の中には、知らないうちにクレジットカード現金化を行なってしまっている方もいるでしょう。
フリマアプリを使って自分でクレジットカード現金化をする方法を学ぼう!
ミュージシャンのライブチケットなどの悪質な転売が問題視されていますが、それでも転売自体が違法となっているわけではありません。したがって、もしもクレジットカード現金化が違法とするのならば、フリマアプリやネットオークションを利用している方たちも逮捕されてしまうことになります。
ですが現実的に違法行為をしているという意識のないユーザーを見つけだすのは非常に困難で、検挙も難しいことから黙認されているというのが現状です。
メルカリの人気が高まり誰でも気軽に転売を行うことができる現在では転売行為が違法化される可能性は低く、クレジットカード現金化が違法となることもしばらくはないでしょう。
クレジットカード現金化が違法となる前段階として、悪質な転売が違法となる可能性の方がよっぽど高いと思われます。
反対に言えば転売への規制が強まったときは、クレジットカード現金化への規制や法整備が行われるサインであるかもしれません。
違法ではないがカード会社から禁止はされている
クレジットカード現金化は違法ではありません。
クレジットカード現金化は「もれなく型」だから違法にはならない!
クレジットカード現金化はパチンコ同様三店方式だから違法にはならない!
しかしながらクレジットカードを発行するカード会社は利用規約上でクレジットカード現金化を禁止しています。
その理由は「トラブル防止」、「利用者が返済不能に陥る」、「キャッシング利用者が減ってカード会社の利益が減る」といったことが考えられます。
カード会社がクレジットカード現金化を禁止するリアルな本音とは?
そのためカード会社はクレジットカード現金化をする人のことを厳しく見張っています。
もしもクレジットカード現金化がはカード会社に発覚してしまうと、「カードの利用停止」、「強制退会」、「カード返済の一括支払い」といったペナルティーが科せられてしまいます。
クレジットカード現金化がカード会社に発覚した時のペナルティーまとめ
なぜクレジットカード現金化にはネガティブなイメージがあるの?
クレジットカード現金化は違法ではないものの、カード会社の利用規約上は禁止されていることが分かりました。
しかしパチンコ店や風俗店など、現金化同様にグレーゾーンなサービスは世の中にいくらでもあります。
それなのになぜクレジットカード現金化にはネガティブなイメージばかりがつきまとっているのでしょうか?
ひとつはカード会社の積極的な防止措置が挙げられます。
カード会社はクレジットカード現金化を禁止するために、クレジットカード現金化を利用しないよう会員に対して積極的な呼びかけを行なっています。
時には事実無根で誤った現金化に関する情報を流しており、そのためクレジットカード現金化に対してネガティブなイメージを抱いている方もいるのではないでしょうか。
また残念ながら、過去に闇金まがいの悪質な現金化業者が多く存在していたことはまぎれもない事実です。彼らのような悪質な現金化業者は詐欺同然の営業を繰り返しており、利用者からお金を騙し取るなどして多くのお金を不正に得ていました。
それが昂じて、悪質な現金化業者が許可がない金融業者と見なされてしまい、出資法違反で逮捕されてしまった事例もあります。
悪質な業者とは言え、現金化業者に逮捕者が出てしまったことは現金化業界にとって大きなイメージダウンとなってしまい、現在に至るまで現金化=悪という風評被害がこびりついてしまっているのです。
現在のクレジットカード現金化業界のリアルな実態とは?
逮捕者が出てしまったことで詐欺・ヤミ金の代名詞となってしまったクレジットカード現金化ですが現在はどうなのでしょうか?
現金化業者に逮捕者が出て悪質な現金化サービスを行なっていた現金化業者が淘汰され、さらには賃金業法・割賦販売法といった現金化に関連する法律がいくつか改正された影響で、少しづつですが着実にクレジットカード現金化業界はクリーンになっています。
逮捕者が出てしまったことはもちろん決して許されることではありません。
それでも過去の過ちを乗り越え、業界一丸となってより質の高いサービスを行おうという気概が現在では生まれています。
したがって以前よりも安全に、クレジットカード現金化を利用することができるようになっています。